【有機化学】アルケンの臭素化11.38 演習 Published by 東京グルメ紀行 December 5th, 2019 Permalink 以下の化合物をCCl4存在下でBr2と反応させたときの生成物を考える。 1-ペンテン Cis-2-ペンテン cis -3-ヘキセン trans-3-ヘキセン (R)-3-メチル-1-ペンテン
【有機化学】アルキンのハロゲン水素化の反応機構 11.7 Published by 東京グルメ紀行 December 4th, 2019 Permalink 以下のようにπ軌道、マルコフニコフ則に従えば簡単にかける。
【有機化学】π結合への双極子付加反応(オゾン分解とジヒドロキシ化)の反応機構•電子の動き 11.6 Published by 東京グルメ紀行 December 4th, 2019 Permalink •オゾン分解の反応機構 •過マンガン酸塩または四酸化オスミウムによるジヒドロキシ化
【有機化学】エポキシ化の反応機構(電子の動き)とエポキシからのアルコールの生成 11.4 Published by 東京グルメ紀行 December 4th, 2019 Permalink •エポキシドとは オキシランともいう、安定な三員環 •生成の反応機構 ペルオキシ酸とπ結合を合わせると起こる。 •エポキシドの反応性→酸と塩基性条件により異なる 酸と求核性試薬に入れると メチル基が電子を供与し、陽性が高くなっているので、求核性試薬はメチル基により多く置換されている炭素に結合する。 アルカリと求核性試薬に入れると SN2likeな反応を起こし、立体障害の少ない方に結合する。
【有機化学】π結合のオキシ水銀化(水銀の求電子付加)の反応機構 11.3 Published by 東京グルメ紀行 December 4th, 2019 Permalink 電子の動きによる反応機構 なぜオキシ水銀化のような操作をするのか? 水銀を水素化ホウ素ナトリウムによりHに置換すると、アルコールが得られる。 従って、マルコフニコフ則に従う生成物を得ることができる。 ヒドロホウ素化のカチオン中間体によるアルコール生成(以下参照)の方が簡単であるが、 赤枠で囲った部分の転移において、他の安定な物質が出来るので、副生成物が多い。 一方、オキシ水銀化は反応による副生成物が無い点で、有用。
【有機化学】π結合へのハロゲン(Br, Clなど)の結合の仕方まとめ(#試験 #シケプリ #過去問 #反応機構 #π電子 #軌道)11.2 Published by 東京グルメ紀行 December 4th, 2019 Permalink 電子の動きによる、π結合へのハロゲン付加の反応機構 求核性の溶媒(例:メタノール)中でのハロゲンの付加 You Ji Hua Xue
【化学熱力学】カルノーサイクルのエントロピー変化 Published by 東京グルメ紀行 November 29th, 2019 Permalink カルノーサイクルは以下のような操作を滑らかに行うサイクルである、 いま、断熱過程では熱量の出入りがないのでエントロピー変化は0 t=t2の等温過程において、エントロピー変化は変化した熱量をq2として、 同様に、1の等温過程でも表し、系全体でのエントロピー変化は となる ここで、熱量をtの関数で表すと、 となる。 が成り立つので、系全体のエントロピー変化は0になることがわかった。
【化学熱力学】高校1年生でもわかるエントロピーの定義、クラウジウスの不等式、孤立系でエントロピーが減少できないことの証明 Published by 東京グルメ紀行 November 29th, 2019 Permalink エントロピーの定義 化学熱力学におけるエントロピーは、熱量変化を定量的に表すために、変化した熱量を系の温度で割ったものである。変化した熱量が系で占めていた濃度のようなもの。(温度100000Kの系を99999Kにするのと、温度1Kの系をの系を0Kにするのとでは、どちらが系にとって影響が大きいだろうか) クラウジウスの不等式 ある系と接触する系を考え、ある系のなかである過程が起こるとすると、 熱力学第二法則(観測事実)より、系全体で が成り立つので、 接触する系から入って来た熱量をq、...
【化学熱力学】高校一年生でもわかる「トムソンの原理」「クラウジウスの原理」「熱力学第二法則」「第二種永久機関」「効率」「1以下」「なぜ」「理由」 Published by 東京グルメ紀行 November 29th, 2019 Permalink •トムソンの原理 ある熱源からとった熱を全て仕事に変えるサイクルは実現しない。 •クラウジウスの原理 低温の系Aから熱をとった時、他の系に移す以外に、低音の系Aを変化させないことはできない。 •熱力学第二法則 トムソンの原理とクラウジウスの原理を合わせたもの。 これは観測事実であり、何らかの数学的操作によって導かれるものではない。 したがって、深く考えずにそのまま受け入れよう。 ここで、具体例をあげてトムソンの原理を考えてみる。 トムソンの原理が成り立たない、上の図のような機関...